2007FISチルドレンチャンプ・チルドレンCUP<AUT>
8月6日(月)〜13日(火)
池谷 健(サンパーク都留GSC)回転、大回転の両種目で準優勝!!
代表選手 池谷 健(サンパーク都留GSC) 監督飛鳥井匠哉(JGSA)
昨年開催第2回都留市ジャパンジュニアグラススキー大会よりの代表池谷 健選手、監督飛鳥井さんが先日オーストリアにて開催
されましたトレーニングキャンプ、レースより無事帰国致しました。以下レポート掲載させていただきます



8月6日から13日まで2007FISインターナショナルシューラーカップとシューラーカップに日本代表チルドレンチームとして参加しました。
場所はオーストリア共和国、バドテッツマンスドルフに宿泊しレーテンバッハのグラススキー専用コースにて主な活動を行いました。
このグラススキー専用コースは毎年、FISレース、ワールドカップ、等を開催し、2009年には世界選手権も行われる、オーストリアの名門コースです。
コースのディレクション変化が多く、斜度の変化もあり、特にゴール前の大斜面は急斜面が長く、凹凸も多く、更には硬い地面になっており、難コースでした。
今回集まったのはオーストリア、イタリア、スイス、チェコ、ドイツ、スロバキア、ラトビア台湾、日本の9カ国、41名の選手が集まりました。
今回の代表は富士吉田市在住の池谷健君(都留GSC)、3年前からグラススキーをはじめ、昨年の夏、ジャパンジュニアグラススキー大会にて優秀な成績を収め、日本代表選手になりました。
ヨーロッパの厳しいグラススキーコースで、ヨーロッパを中心とする一流のチルドレン選手達に混じり、キャンプでの成長と大会での良い結果を目指して挑戦しました。
最初にチルドレンキャンプ、各国の代表が合同でトレーニングをする機会です。このトレーニングで如何に大会の会場に慣れ、更には、海外のシュツエーションでも通用するグラススキーのテクニックを習得できるか、この辺りも大きなポイントでした。特に日本のチルドレンの場合、長いコースを滑る事を経験していなかったり、スピードオーバーに対する対策が不十分だったり、急斜面での練習が難しかったり、日本での環境の良い部分と十分でない部分、両方抱えている事があり、池谷君は当初、ある程度安全なスピードで安定してフリーライディングをする事を目的としました。
急斜面のハードコースの滑走ポイントはターンの前半で外脚が地面から浮かないようにする事と、両足で均等にエッジングをする事です。これは各国共通の認識でそれらの基本技術の習得を目指していました。
そしていよいよゲート練習、大回転、回転とバランスよく進めます。ゲレンデ上部にエクササイズゲート、ゲレンデ下部に実践ゲートを設置し、選手達のレベル差に対応し、更には上達の過程に欠点がないかどうかを確認しながら進めます。
実践ゲートではメジャーやレーザースコープ等を使い正確にゲートをセットする努力が見られました。
回転ではスタート直後から11m、12m、13mと1ゲートごとにインターバルを長くして、13.5mくらいのオープンゲート、8mのバーティカルゲートとしていました。
大回転では緩斜面を18m、急斜面を20mをベースにして、最大で22mのインターバルとしました。
これらは各国でチルドレン世代の共通のセッティングとして確認していました。
さて、池谷君にとってのこのキャンプの意義は、技術的な発見は勿論あったと思いますが、傍から見ていて、彼が嬉しかったんじゃないかと感じた事として、どの国のチームもトレーニングに対しても、グラススキーに対しても、とても真剣で、一切、おふざけがない事・・・日本での私のクラブもそうなのですが、時折、照れ隠しに「まあ、いいんじゃない、それくらいで・・・」というような、「グラススキーがメジャーでない現状を諦めてしまう」ような空気があるのですが、それは一生懸命な選手にとってはとても残念な気持ちのなることでしょう。グラススキーは一生かけて取り組む価値のあるスポーツだとこのキャンプでは感じる事ができたのではないでしょうか。
いよいよ大会当日です。大会は連日の猛暑で、硬くなりすぎた急斜面を避け、コースを短くして、緩斜面のみで行われました。選手の安全を考慮しての変更です。
前日までのトレーニングで、ヨーロッパでも通用する技術を学んだ池谷君でしたが、普通なかなか直前に会得した新しい技術を大会で最初から発揮するのは難しいのです。
しかし、池谷君はすごく粘り強かったんでしょう、気持ちが途切れることなく、集中して練習に、大会に打ち込んだと思います。
結果は回転、大回転の両種目で準優勝。
「2nd
places goes ...from Japan! IKETANI Takeshi
!」
そんなアナウンスと、各国の選手や関係者達から送られる暖かい拍手を聴きながら私自身もとても感動させていただきました。
池谷君が手にいれたリザルトは、準優勝という結果だけではなく、「学んだ事の多く」と「頑張ればできる」という達成感だったんだと思います。
これからも少しでも多くの選手達がこのような機会を通して、多くを学んでくれるように願っています。
飛鳥井匠哉
池谷健 サンパーク都留GSC
一日目
オーストリアに着き空港でグラススキー世界チャンピオンのヤーン・ネメッツさんに会った。(トレーニングスキーを持ってきてくれた)
迎えのタクシーが来てペンションまで車で行った。
ペンションにつき夕食を食べてからオープニングセレモニー会場に行った。
しかし、時間より速く始まっていたらしく終わったような感じだった。行ってすぐに台湾の人に話をかけられ話をして
ペンションに戻り板にオイルを塗って寝た。この一日はとても長い一日だった。
二日目
朝起きてすぐ朝のコントレをした。コントレではいろいろな体操をやった。スキー場に行き一日フリースキーだった。
飛鳥井コーチとイタリアのコーチに色々と教えてもらい初めに滑ったときと違う滑りが出来た。
練習のあとはサッカー場に行きサッカーをやった。二試合やったが一点も入れることが出来なかった。
サッカーのあと飛鳥井コーチと親と一緒にグラーツ観光に行った。
旧市街など昔の趣が残されているところを見てすごいきれいだと思った。
この一日は滑りを代えることが出来て一番良かった。
三日目
この日はGSの練習だった。午前中は最後の急斜面だけでやり午後はスタート台からやったが一度も完走する事が出来なかった。
完走できなかったのはコーチに言われたライン取りなどの事をしっかりと出来なかったから完走できなかったのだと思う。
練習のあとはプールに行った。そのプールが緑色だったのにもびっくりした。
この一日はライン取りの大切さを感じる事が出来て良かった。
四日目
この日は午前中SLの練習で、午後GSの練習をやった。SLではショートポールとロングポールの違いを見てそのポールの感じに
あった滑り方を教えてもらった。それとフルアタックの本当の意味をしっかりと覚えた。
午後のGSではスタートの位置が変わったのでそのスタート位置から練習した。ここでもライン取りの大切さを感じた。
SLもスタート位置が変わったので最後の一本だけSLをやった。緩斜面だったからポールに当たる
のと板を前に運ぶタイミングを合わせることを指摘された。
練習の後は、休息を取り次の日に備えた。
五日目
大会本番。午前がGSで午後がSLの大会だった。
GSは、二本ともスタートしてすぐのライン取りうまくいかなかった。
ライン取りの練習をこれからしっかりと練習したい。
SLは、スタートの漕ぎと板を走らせることが上手くできなかった。
一位との秒差が大きかったのが悔しかった。
腕力と板を走らせる練習をもっとやってもっと早く滑れるようにしたい。
表彰式の前に各チームの選手と写真を撮った。オーストリアチームと写真を撮るために頼みにいった時「二位をとった子には見えない」と言われ悲しかった。
表彰式では表彰台にたった時大歓声があがって嬉しかった。
六日目
この日は、シュピンカ先生に案内してもらいウィーン観光をした。
王宮やオペラ座などの名所に連れて行ってもらいすばらしい物が見られた。
辛かったのは、「Austrianエレベーター」(階段)を登るのが辛かった。
夜は、シュピンカ先生の家族とご飯を食べ、家にもお邪魔した。
この一日は、とても楽しい一日だった。
七日目
飛行機に乗り日本に帰った。
チルドレンキャンプ、チルドレンCUPをとおして学んだ沢山のことをこれからしっかりと発展させていきたい。